ムース・エコ防虫システム

厨房において季節を問わず内部発生するコバエ類は、実に厄介で手を焼かされる存在です。
コバエ類で頭をなやませている多くの方々に朗報です。
よく目にする水系から発生するコバエ類に、ノミバエ、チョウバエ、ニセケバエがいます。
これらのコバエ類の対策には、発生源となる排水管内、排水槽や排水槽の水際、グリストラップ、什器下などのいつも濡れている場所への IGR(*1) 施工が有効であることは言うまでもありません。
ところが、施工したものの「効果が一時的ですぐに発生する」と言った問題をよく耳にします。
従来の薬剤を用いた方法がうまくいかない原因は、水際及びその上の空間壁部分に生息している幼虫に対し十分量の有効成分(IGR)が到達していないという場合が多く、この問題を解決するために開発された施工法がここに紹介する「ムース・エコ防虫システム」です。
*1 IGR(昆虫成長抑制剤):昆虫の生育上重要な、脱皮や羽化を阻害する薬剤。ホルモンの分泌に 異状を起こしキチンの合成を阻害する薬効成分。